電脳せどり、電脳仕入れ、村上隆 × PORTERの仕入れ紹介！

投稿日：2019年8月20日

こんにちわ　ぐっさんです！

本日はイスラム教徒の方に食事を提供するお店の紹介をします。

名古屋市千種区にあるみそ煮込みうどん専門店「山本屋大久手店」は昨年12月より、ムスリム（イスラム教の信者）対応のみそ煮込みうどんをはじめ、手羽先やみそ串かつなどの名古屋めしの販売をスタートさせました。

「山本屋大久手店」では、2014年ごろからインバウンドにも積極的に取り組んできました。

中国人観光客の「爆買い」ブームが終わりその対策として、これから増加するといわれるイスラム圏からの観光客をターゲットにハラール対応メニューを取り入れる事にしました。

ハラール認証の飲食店として登録するには年間約100万円から200万円かかる為にあきらめかけましたが、ムスリム対応の店が情報を公開し、食べられるかどうかはムスリム（イスラム教徒）に判断してもらうという「ムスリムフレンドリー」という事業に参加することにしました。

ムスリムフレンドリーポリシー
（1）当店は第三者機関によるハラール認証は受けておりません。
（2）厨房は一般調理も行うため、ムスリム専用ではありません。
（3）ムスリム対応メニューにおいて、食肉はハラール認証を受けたものを使用。
（4）ムスリム対応メニューにおいて、調味料もハラール対応したものを使用。
※ハラール認証のないものは内容成分を確認して使用。
（5）まな板や包丁、ボール、フライヤーなどの調理器具は分けて使用。
（6）希望がある場合は使い捨てのフォーク・ナイフ・割り箸の対応可能。

こちらをかかげ、店を利用するかしないかをムスリムの判断に委ねる形になります。

現在、「山本屋大久手店」に来店するムスリムは月に約300人で、その8割は在留者で2割は観光客になります。

今後はイスラム圏から在留者や観光客は増加すると思われます。

対応は大変ですが、日本人以外のお客様をどのように取り組むかが飲食店のこらからの課題になるでしょう。

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